【神社の系譜 なぜそこにあるのか】宮元健次
「八百万の神」と言い表されるように、日本には多様な神が祀られている。
元来、神社には神の家である本殿はなく、神奈備あるいは三諸と呼ばれる山や、神籬と呼ばれる木、磐座と呼ばれる石などで祭祀を行い、そこに神が宿ると信じられてきた。いいかえれば、自然そのものに神が融合していた。
このような自然=神といった概念は、どこからきたのだろうか。
本書は、神社の系譜を考える上で従来はあまり用いられなかった「自然暦」という視点をとりいれ、新たな切り口から神々の系譜について考える。
★表紙にスレあり
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