【猫は幽霊と話す】リリアン・J・ブラウン 羽田詩津子訳
クィラランは幽霊の存在なんて信じていなかった。
けれど、博物館の女性館長の怯えようはただごとではなかった。
夜な夜な、奇妙なうめき声や、壁を叩くような音が聞こえてくるというのだ。
その夜、彼女が心臓発作で急死したことから、クィラランは幽霊探しに乗り出すことになった。が、博物館にまつわる血塗られた過去が浮かび上がり、次々と不審な出来事が……。
謎が謎をよぶ怪奇にシャム猫ココが挑む、シリーズ第8弾。
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